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FOR TEACHERS & FAMILIES

先生・おうちの人へ

サイトの案内役「ものさしくん」です。授業でも、おうちでも、よろしくね!

「おかねの物差し」は、ニュースに出てくるお金の数字を、子どもが自分の生活の単位(はたらく時間・おこづかい・昔の値段など)に直して考えられるようにするサイトです。数字はすべて国や公的機関の統計で、出典をサイトにのせています。登録もお金もいりません。

このサイトでできること

自分の単位に直す

値段を「時給で何時間」「おこづかい何か月」「おにぎり何個」に換算。都道府県と生まれた年を入れると、その子だけの「物差しカード」が作れます。

くらべる・さかのぼる

47都道府県の最低賃金と物価、36品目の10年間の値上がり、1970年からの物価、ドル円、年れいごとの給料などを、グラフで見られます。

しくみを知る・まとめる

家計・学習費・手取り・国の予算・消費税のしくみ。おこづかい帳、5つのモードのクイズ、印刷できる自由研究ワークシートもあります。

動かして、ためす

「買い物かご」で10年前と今の、はたらく時間をくらべる。需要と供給のグラフを動かす。ジュース屋さんの「お店やさんゲーム」で値段と作る数を決める。「お金のめぐり図」で税金の流れを追う。小さい子向けの「おつりチャレンジ」「お金すごろく」、毎日かわる「今日の1問」もあります。やってみたことで20この「チャレンジバッジ」がもらえます。

45分の授業プラン

小学校
1〜3年

お金ってなに? おつりを作ろう

算数(大きな数・ひき算)・生活科

ねらい お金の3つの役割(とりかえる・はかる・ためる)を知り、硬貨とお札を使っておつりを考える。身近な物の値段に関心をもつ。

時間場面活動と、使う章
0〜8分導入「お金がなかったら、どうやって物を手に入れる?」と問いかける。物々交換とお金の3つの役割を見る。
00 お金ってなに?
8〜15分展開1お金の歴史年表で、貝がら・小判・お札・スマホとお金の形が変わってきたことを知る。
00 お金の歴史
15〜32分展開2「おつりチャレンジ」をペアで。1,000円札で買い物をしたときのおつりを、硬貨を押して作る。いちばん少ない枚数を考える。
00 おつりチャレンジ
32〜42分展開3電子黒板に「お金すごろく」を出し、2チームで対戦。止まったマスの値段を声に出して読み、お金の増減を全員で計算する。
15 お金すごろく
42〜45分まとめ「お金があると、何が便利?」を1つ書く。
    発問の例
  • おつりが少ない枚数になるのは、どんな考え方をしたとき?(大きいお金から考える)
  • お店によって、同じ物の値段がちがうことはあるかな?

見とりのポイント ひき算でおつりを求め、硬貨の組み合わせを説明できているか。漢字が読みにくい子には、サイト上の「ふりがな」や、章のポイントを声で読む「よみあげ」ボタンが使えます。

小学校
5・6年

その値段、何時間ぶん?

算数(割合)・社会・総合的な学習の時間

ねらい 値段を「はたらく時間」に直すことで、お金の大きさを自分の生活とむすびつけて考える。わり算・割合を、身近な数字で使う。

時間場面活動と、使う章
0〜5分導入「おにぎり1個は、何分はたらけば買える?」と予想させる。換算機で答えを見る。
ホーム:換算機
5〜20分展開1ほしい物を3つえらび、時給で何時間かを計算(値段 ÷ 時給)。サイトで答え合わせ。
01 はたらく時間
20〜32分展開2自分の県と他の県で、おにぎりを買う時間をくらべる。なぜちがうのかを話し合う。
02 日本地図
32〜40分展開3「値上がりはどっち?」クイズを全員で。意外だった品物を発表。
15 お金クイズ03 値上がりランキング
40〜45分まとめワークシートの「わかったこと」を書く。
17 自由研究ワークシート
    発問の例
  • 同じおにぎりなのに、県によってはたらく時間がちがうのはなぜだろう?
  • 10年前より値上がりした物と、あまり変わらない物のちがいは?

見とりのポイント 値段と時給の関係を、わり算と割合を使って説明できているか。

中学校

物価とわたしたちのくらし

社会(公民的分野):私たちと経済

ねらい 物価が上がる理由(原材料・円安・需要)を、実際の統計から考える。名目と実質のちがい、消費税のしくみを理解する。

時間場面活動と、使う章
0〜8分導入おうちの人が生まれた年に、今の1,000円の買い物はいくらだったかを調べる。
04 物価タイムマシン
8〜20分展開1最低賃金と物価、どちらが速く上がったかをグラフから読み取る。「実質」を説明する。
05 給料と物価
20〜32分展開22021年から2024年の円安で、輸入品の値段がどう変わったかを調べ、物価との関係を考える。
07 円安・円高
32〜42分展開3かごに品物を入れてレシートを出し、8%と10%(軽減税率)のちがいを確かめる。
13 消費税
42〜45分まとめ「物価が上がると、だれが困り、だれが助かるか」を1文で書く。
    発問の例
  • 給料が3%上がっても、くらしが楽にならないことがあるのはなぜ?
  • 円安は、日本にとって良いこと? 悪いこと?

見とりのポイント グラフの数字を根拠にして、物価の変化の理由を説明できているか。

高校

はたらいたら、お金はどうなる?

公共・家庭基礎(金融教育)

ねらい 年れいと給料、額面と手取り、家計の内わけ、インフレと貯金の関係から、将来のお金の見通しを立てる。

時間場面活動と、使う章
0〜8分導入20代前半と50代後半の給料の平均をくらべる。
11 年れいと給料
8〜20分展開1初任給の給与明細を見て、何がいくら引かれるか、何に使われるかを確かめる。
10 手取りのひみつ
20〜30分展開2家族の支出を1万円にちぢめた100マスで、使い道の割合を読み取る。
08 家族の1万円
30〜42分展開3物価が毎年2%上がると、貯金の価値がどう変わるかを計算。ほしい物までの貯金計画を立てる。
06 貯金とインフレ
42〜45分まとめ「はたらき始めたら、毎月いくら貯金するか」とその理由を書く。
    発問の例
  • 手取りが額面より少ないのは損なのだろうか? 引かれたお金は何に使われている?
  • 物価が上がる時代に、お金をどう持っておくのがよいだろう?

見とりのポイント 統計の数字を使って、自分の将来の収入と支出を具体的に考えられているか。

中学校
高校

値段は、どうやって決まる?

社会(公民的分野):市場の働きと経済/公共

ねらい 需要と供給の関係で値段が決まることを、グラフの模型とゲームで体験する。原価・売れ残り・利益の考え方と、お金が家計・企業・政府をめぐるしくみを理解する。

時間場面活動と、使う章
0〜7分導入「お米5kgは10年でいくら上がった?」と予想させる。買い物かごの「家族の買い物」で、10年前より何分長くはたらく必要があるかを見る。
05 給料と物価(買い物かご)
7〜17分展開1需要と供給のグラフで「不作」「大人気」「たくさん作れる」を押し、線の動きと値段の変化をワークシートにかく。
04 値段は、どうやって決まる?
17〜32分展開2ペアで「お店やさんゲーム」を5日間。天気ごとに値段と作る数を決めた理由をメモし、もうけをくらべる。
04 お店やさんゲーム
32〜40分展開3「お金のめぐり図」で、払った1,100円が会社・国・家計をどうめぐるかを追う。
13 お金のめぐり図
40〜45分まとめ「値段が上がる理由」を、需要と供給のことばを使って1文で書く。しくみクイズで確かめる。
15 しくみクイズ
    発問の例
  • 雨の日に、ジュースの値段を下げたほうがいい? 作る数をへらしたほうがいい?
  • コンビニとスーパーで、同じ物の値段がちがうのはなぜ?(「なぜなに相談室」にヒントがあります)

見とりのポイント 需要・供給・原価のことばを使い、ゲームでの判断の理由を説明できているか。グラフの模型とゲームは、しくみを見るための作りもので、本物のデータではないことを伝えてください。

よくある質問

子どもが入力した内容は、どこかに送られますか?

送られません。おこづかい帳・物差しカード・スタンプなどの記録は、その端末のブラウザの中にだけ保存されます。サーバーに送ったり、ほかの人に見えたりすることはありません。ブラウザの記録を消すと、データも消えます。

学校のタブレットで使えますか? 電波がなくても使えますか?

ブラウザがあれば使えます。一度開くと、つぎからは電波がなくても動きます。スマホやタブレットのホーム画面に追加すると、アプリのように全画面で使えます。

数字はどこから取っていますか? どれくらい新しいですか?

総務省統計局・厚生労働省・文部科学省・財務省・内閣府・日本銀行などの公的統計です。サイトの「データの出どころ」に、それぞれの出典と「いつの数字か」「次に新しくなる時期」の表があります。年に1回以上、新しい数字に更新します。

ワークシートを印刷するには?

サイトの「17 自由研究ワークシート」で「印刷する」を押すと、ワークシートだけがA4に印刷されます。「答えの例を表示する」を押すと、その子の県や生まれた年に合わせた答えの例が入ります。

「今日の1問」は、クラスのみんなに同じ問題が出ますか?

出ます。問題は日付で決まるので、同じ日ならどの端末でも同じ問題です。朝の会などで「今日の1問」として使えます。答えられるのは1日1回で、毎日答えると「○日れんぞく」が増えていきます(記録はそれぞれの端末の中だけに残ります)。

教室の電子黒板やプロジェクターで、クイズを大きく出せますか?

出せます。サイトの「15 お金クイズ」にある「みんなでクイズ(大きな画面)」を押すと、1問ずつ大きな文字で出ます。子どもたちに考えさせてから「答えを見る」を押してください。「全画面」ボタンで画面いっぱいになります。キーボードでは、1〜3で選ぶ、Enterで答え、→で次の問題、Escでとじる、が使えます。

需要と供給のグラフや、お店やさんゲームの数字は本物ですか?

いいえ。この2つは、しくみを体験するための模型です。お客さんの数や値段の動き方は、わかりやすくするために作った式で計算しています。「お米5kg」「消せるボールペン」などの例として出てくる値段だけは、総務省統計局「小売物価統計調査」の本物の数字です。

計算は正確ですか?

平均の数字を使った目安です。手取りの計算は、保険料率と税の基本的なしくみで近い値を出しています。一人ひとりの実際の値段や給料とはちがうことを、授業でも伝えてください。